虚化可恣意

産み落としたミドリゴなど、の瞳をおおっていって

影絵芝居の銀糸が零れた、穢らわしい垂涎に至って

唇を遇わせるより 躯で漬かって 嘘偽りを擦り合わせ

その手にはのりませんか

もとに辿れば、何処にも繋がらない

、その形や意味がなんとなく味わえる

、文フミについて。

思考より先に手が栄え足が進む

お転婆な朽木鳥と 折れたヒナゲシとでも

いいましょうか。これらは、

なに一つ見えなくても いいものだ

馬鹿馬鹿しい程

小賢しいものだ とすると

明確なものになった、ら、泣く必要はない

触れるならば、 障ればいい、痕に できるのなら 勝ちだ

不発した鎌鼬が面白いのだ 手も足も姿も形も

黑塗り史料の愛華とするから 許しを乞う

土下座色の群れた、踊場にて 華美ているのだよ

其処が黴ていても 覆われているのだろ

心とやらは。

あんたもわたしも

噛みつくだけ、腹を満たして

いきなさいよ!/かまわないで!

凡て死にゆく迄の酔狂に躍る

移ろ虚ろな 唯の途の嘔吐

バカバカシイほどメタクソな新来へ

わたしがわたしであることにたしか

  、などという数値

は数えるほどブサ

イクに成るのであります。

赤や黄色、青や緑といった、

自然の行為を腐らせ身に余る時に、

例えば破れた外皮の褐色に敗れた夕

まぐれでも、あじ

あわせておりましょうね。

よろしい

ですか ゛

未確認な視界に騙され此処までやっと来れたのです。

araireika

詩だと思って書いてる